こんにちは。週1保育士&園の運営コンサルタントの重田です。
また今年も卒園式の時期になりました。
今年はコロナ禍で式を開催出来ても去年同様に縮小するなど
ギリギリまで開催方法を苦慮された法人も多かったのではと思います。
私個人としては担任時代最後のクラスが先日卒園式を迎え
参列は出来なかったものの、個々に子どもと保護者におめでとうと何とか伝える事が出来、
また当時を思い出し保護者と一緒に涙する事が出来
現役の保育士として一区切りを感じました。
人の成長を純粋に心から祝い、
そして子どもとも保護者とも心で繋がる事の出来る。
今回感じたこの温かい気持ちを後進に伝えていきたいと強く感じた出来事でした。
さて、新年度を前に園見学に関する計画を立てる時期ではないでしょうか?
私は仕事柄よく保活をする友人に園見学をする際のアドバイスをします。
【園見学のポイント】
①事務所の雰囲気(事務所は園の顔。事務所の雰囲気=園の雰囲気。事務所の雰囲気が悪いと風通しの悪い園が多い)
②先生方の表情・挨拶や会釈の有無
③施設の清潔さ
いくらいいカリキュラム、設備、おもちゃ、目標を持つ園でも
退職者が絶えない、何だかピリピリしている、先生が楽しそうでないなど
人的環境がケア出来ていないと子どもにとってプラスではありません。
そしてそのような環境は先生方の心の余裕の無さに繋がり
施設の清掃などに必ずモレが出ます。
“楽しんでる人の所に大人もこどもも集まる”
子どもにとってベストな環境は何なのか
施設を運営する目的は何なのか
職員は楽しめているのか
心の余裕はあるのか
園児募集にあたってハードな部分ももちろん大切ですが、
時間もパワーもかかっても、
子どもも職員も楽しめるそんな環境作り(ソフト面)に心を砕いても良いかもしれませんね。